●憂き身をやつす=熱中する、耽溺(たんでき)
●埋もれ木=世間から見捨てられた人
●うらぶれる=落ちぶれる
●売り食い=着物や道具などを売って生計を立てること
●改易=身分を落とし家禄屋敷を没収する刑
●下阪(かはん)=物事が衰えかかること
●寄食=居候、他家に身を寄せて生活すること
●傾身=身を滅ぼす
●傾頽(けいたい)=かたむき崩れる
●恒産なき者は恒心なし=生活の安定がない者は精神も安定しない
●醜状(しゅうじょう)=醜い状態、汚らしい有り様
●人後に落ちる=他人の下に落ちる
●衰亡(すいぼう)=衰え滅びること
●闌(すが)れる=盛りが過ぎて衰える
●世間を狭くする=世人の信用を失うなどして交際範囲が狭くなる
●退勢=勢いが衰えていく傾向
●退潮=勢力が衰えること
●退廃=堕落すること
●堕(だ)する=悪い傾向に陥る、堕落する
●凋傷(ちょうしょう)=衰えてみすぼらしくなる、凋喪(ちょうそう)
●凋落=花や葉がしぼみ落ちること、落ちぶれること
●綴(つづ)れ=つぎはぎの衣服、ぼろの着物
●デカダン=退廃的芸術至上主義的傾向、退廃的・享楽的な生活をする人
●蕩尽(とうじん)=財産などを使い果たすこと
●野武士=山野に潜伏し落ち武者などの武具を奪う土民や武士の集団
●廃残=失敗して落ちぶれること
●廃滅=すたれ滅びること、廃絶
●バガボンド=不労者、放浪者
●左前(ひだりまえ)=運が悪くなって衰えかかること
●逼塞(ひっそく)=落ちぶれて忍び隠れていること
●非人=罪人、乞食、世捨て人
●非役(やく)=役をやめさせられること、罷免
●冷や飯食い=寄宿者、いそうろう
●日傭取(ひようとり)=日給で働く労働者、日雇い労働者
●不体裁=外聞が悪いこと、体裁が良くないこと
●仆頓(ふとん)=つまづき倒れる
●末路=衰えた果て
●ミゼラブル=みじめなさま、悲惨なさま
●味噌を付ける=失敗する、面目を失う
●無宿(むしゅく)=罪により除籍され浮浪者となった人、住むべき家がないこと・人
●やくざ=役に立たないこと・もの
●窶(やつ)す=みすぼらしい姿になる。巡礼姿に身を…
●病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)=熱中して抜け出せない
●有名無実=名前だけで実質の伴わないこと
●爛熟(らんじゅく)=十分に発達しきって衰えの兆しが見えること
●淪落(りんらく)=落ちぶれて堕落すること
●流(る)浪=さすらうこと
●零落(れいらく)=落ちぶれること、落魄(らくはく)
●陋巷(ろうこう)=狭くて汚い町、むさ苦しい裏町。…に朽ち果てる
●浪々=流浪。…の身
●渡り者=流れ者、風来坊、しじゅう転職している者

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